コンプライアンス・オフィサー認定試験の資格

コンプライアンス・オフィサー認定試験 民間資格
日本コンプライアンス・オフィサー協会 コンプライアンス・オフィサー認定試験 コンプライアンス・オフィサー認定試験は、金融機関行職員が資質として備えておくべき倫理観や社会的常識、特に法令等に関する知識・習得の度合いを測ることを目的とした資格です。法令遵守、職業倫理の姿勢が強く求められるビジネス環境において、「金融検査マニュアル」「保険検査マニュアル」「個人情報の保護に関する法律」を基準とした実務的かつ信頼度の高い問題によって、コンプライアンスに通じた専門家を認定します。
人気度ランク3 難易度ランク3 専門性ランク4 稼げる資格ランク3
年間受験者数 16,711人 *註1 所要勉強時間
(目安)
年間合格者数 11,375人 *註1 資格登録者総数  -
合格率 68.1% *註1 平均年収
(目安)
 -
*註1)2018年度実績

こんな方にオススメの資格

  • 金融機関の管理セクションでお仕事をされている方・される予定の方
  • 金融機関で、部署・チームをマネジメントされる立場の方

「コンプライアンス・オフィサー」資格に関する需要

日本にとどまらず、世界的に銀行・証券会社・保険会社など金融機関に対するコンプライアンス・リスクに関する規制が強化されています。

金融市場がグローバル化する中で、SOX法をはじめとする規制が今後も強化される方向性であることは確実です。

コンプライアンス・オフィサー認定により、必要な法令順守の知識を習得することで、仕事上のトラブルを防止・事前に対策することも可能です。

実務レベルでの法令遵守の専門家として、今後も広く金融機関でお仕事される方に求められる素質・資格なのかもしれません。
 

 

数字で見るコンプライアンス・オフィサー

コンプライアンス・オフィサー認定試験の直近3ヶ年受験者数・合格率


  2016年2017年2018年対前年比
金融1級受験者数1,372 1,219 1,264 +3.7%
合格者数404541537-0.7%
合格率29.4%44.4%42.5%
金融2級受験者数11,000 9,391 10,133 +7.9%
合格者数7,636 7,493 7,349 -1.9%
合格率69.4%79.8%72.5%
保険2級受験者数1,008 9941,084 +9.1%
合格者数664763874+14.5%
合格率65.9%76.8%80.6%
金融個人情報保護2級受験者数3,020 2,427 2,419 -0.3%
合格者数1,791 1,151 1,043 -9.4%
合格率59.3%47.4%43.1%
JAコンプライアンス3級受験者数1,896 1,391 1,811 +30.2%
合格者数9131,244 1,572 +26.4%
合格率48.2%89.4%86.8%
Total受験者数18,296 15,422 16,711 +8.4%
合格者数11,408 11,192 11,375 +1.6%
合格率62.4%72.6%68.1%

資格取得のポイント

択一式の試験で合格率も高い資格ですが、関連法令・コンプライアンス・リスク管理に関する正確な知識・理解が必要です。

独学で過去問を中心にした勉強も可能ですが、通信講座・スクール等で短期間で効率的に範囲を絞って学習するのも有効です。

「コンプライアンス・オフィサー認定試験」概要

受験資格特になし
試験実施日金融1級・2級     年2回(6月・10月)
保険2級       年1回(10月)
個人情報保護2級   年1回(6月)
JA3級        年1回(3月)
試験内容【金融コンプライアンス・オフィサー1級】(記述式10問、試験時間180分)
上級管理者に求められるコンプライアンスに関する実務知識等について、その習得程度を測定
①金融機関とコンプライアンス
②金融取引とコンプライアンス
③内部のリスク管理態勢とコンプライアンス ほか

【金融コンプライアンス・オフィサー2級】(4答択一式50問、試験時間150分)
初級管理者および一般行職員に求められるコンプライアンスに関する実務知識等について、その習得程度を測定
①金融機関とコンブライアンス
②金融取引とゴンブライアンス

【保険コンプライアンス・オフィサー2級】(4答択一式50問、試験時間150分)
保険会社職員に求められるコンプライアンスに関する実務知識等について、その習得程度を測定
①総論
②保険の募集締結・保全におけるコンプライアンス
③商品販売におけるコンプライアンス
④資産運用におけるコンプライアンス ほか

【JAコンプライアンス3級】(3答択一式50問、試験時間90分)
JA職員に求め5れる基本的なコンプライアンス知識などについて、その習得程度を測定
①事業共通
②信用事業
③共済事業
④経済事業 ほか


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